公営施設の稼働率向上兼緊急時の避難所解錠に対応できる鍵受渡システム 第一章

公営施設の稼働率向上兼緊急時の避難所解錠に対応できる鍵受渡システム 第一章

こんにちは。
営業第2グループのJohansson(ジョハンソン)です。
初めてブログに投稿します。宜しくお願いします。

今回は現在稼働しています、鳥取市スマート予約システム について紹介します。
内容は長くなりますので、複数の投稿に分けて公開していきます。

目次

  1. 導入経緯・システム概要・導入ポイント
  2. 機器構成・システムフローについて
  3. ユーザー(市民)のメリット・システム拡張/改善案及び横展開について

鳥取市公式HPに記載している通り2021年10月1日から、鳥取市立小・中・義務教育学校の体育館と校庭の放課後の利用を、登録している団体様にインターネット予約に変更しました。また、体育館やその他の設備(トイレ、器具庫等)の鍵を現地のキーボックスから取り出して体育館を開けて使用できる様になりました。同時に、体育館内に安全確保用防犯カメラも設置しています。

市民が施設の状況をWebで確認ができ、使用可能なスポーツ(設備)・中学校区・利用日等で学校の情報を絞ってから、該当体育館や校庭の空き状況が一目で分かります。

空き状況

それまでには市役所や学校付近に保管された責任者に鍵を受け取りに行く必要があり、誰がどの鍵を持っているのかの管理も手間であり、実際もっている方を捕まえないと施設を利用できない恐れがあります。鍵を体育館付近の鍵ボックスに保管することにより、鍵を探す必要がなくなり、接触して鍵を受け渡す手間もなくなったと共に、夜の利用もできる様になりました。万一鍵がなければ、誰が持ち出していたかが分かります。

施設詳細情報

導入ポイント

  • 鍵の受渡を非接触化(コロナ禍でタイムリー)
  • アクセサビリティ―(Webで24時間の予約を受付け、利用直前でも予約が可能)
  • 施設の利用状況を公開し、施設の稼働率の向上

鋭い読者なら、鍵ボックスを設置した理由に疑問を思っているかもしれません。

“鍵ボックスではなく、入退室のシステムを直接扉に取付すればいいんじゃないの?”

理由は大きく3つあります。

鍵ボックスを選定した理由

  1. 扉や錠前を問わず1つの構成で全ての体育館に取付られ、工事内容も簡単

    電気錠で対応するには、扉に合った電気錠を選定する必要があります。
    施設の築年数・レイアウト・設計事務所等によって、使われている扉や錠前の種類やメーカー等が変わります。電気錠を取付用と思うと、扉に合った電気錠を選定する必要があり、場合によっては扉の切り欠き等難度(と費用)の高い工事をしなければ、なりません。

    また、今まで使った物理鍵をそのまま使い続けたい場合は既存のシリンダーに対応している電気錠を用意する必要がありますので、なおさら難しいです。
    更に、体育館の場合は大型両開き引きドアが設置していることが多く、それに対応する電気錠は限られていますので、電磁錠を使用することになります。
    しかし電磁錠の最大デメリットは停電時に扉を解錠するので、防犯上ではNGです。

  2. 1つのボックスに複数の鍵を保管できますので、1施設に1つのシステムで済む

    施設の入室だけに取付た場合は鍵ボックスと大して内容が変わりませんが、体育館内にある扉まで制限したいのであれば、各扉に電気錠の工事が必要になります。

    もちろん、キーボックスよりさらに細かい制御はできますが、取付位置が増えると共に、機器代も工事費も高くなっていきます。

  3. 上記に伴って、コストカットができる

    鳥取市スマート予約システムにおいて、全58ヶ所を1つの構成で対応していますので、製品の単価を下げられて、工事内容もパターン化できます。従い、各施設の詳細な現調(鍵の種類・メーカー等)も不要なため、経費も抑えられます。

入口扉にオートロックを取付るメリットがありますが、今回に関しては施設数が多いのと、対象扉がバラバラでしたので、1つのパターンで全ての施設に対応できています。

実は、このシステムは弊社取り扱い3つの商品の組み合わせでできています。

iDoors カードリーダー・テンキー&iDoors Airの4Gルーター
Creone 鍵管理システム
Dahua Webインターフェイス付きのネットワークカメラ

システム構成の詳細は次の投稿にて読んでいただきます。

[著者] 小松こまつ 賢市けんいち

代表取締役 小松 賢市

かれこれ15年ほどセキュリティの業界にいます。最初はアナログのシリンダーキーの交換からはじまり、入退室管理システムや防犯カメラ、金庫まで様々な機器を取り扱ってきました。起業して平成30年5月で10期目に入ります。お客様のご要望と現場に応じた機器をご提案から施工まで行う「セキュリティコーディネーター」として仕事をしています。

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