既存のスライドドア(引き戸)を自動開閉にする方法とは?動画での説明もあります。
(更新)
こんにちは。小松です。
今回は既存のスライドドア(引き戸)を自動開閉する装置「ベンリードアロボ」のご紹介です。
既設のドアに後付けでも設置ができる
この商品は後付け施工するために開発された商品なので、現在ついているドアに設置が可能です。開きドア用の商品もあります。例えは以下のような用途が考えられます。
- 病院や老人ホームで自動開閉装置を付けたい
- 工場や飲食店の調理場に手を触れずに扉を開閉したい
- 会社で車椅子を使う社員がおり、出入りの不自由さを無くしたい
など、後から自動開閉が必要になった場合に便利なシステムです。用途に合わせて開閉時間の調整もできますが、歩行が遅い方などがドアに挟まってしまった場合はセンサーが感知して開閉してくれるので安心してお使いいただけます。また、2台設置すれば両開きのドアも自動開閉することができます。
センサーや認証機(カードリーダーや顔認証機)で開閉
けが人やご老人など、力が弱い方のためにアシスト開閉という機能があります。レバーを弱い力でもスライドさせると、後は自動開閉してくれます。人感センサーを付ければドアに近づくだけで開くので、荷物を持っている時や、手を触れずに開閉したい場所にお勧めです。カードリーダーや顔認証機などを設置すればセキュリティエリアへの出入り口にも設置できます。オプションになりますが、手では開閉できないように電磁ブレーキ機能を付けることもできます。
低コストで設置できる
扉の規格や大きさにもよりますが、既設のドアに設置できるので自動ドアよりも工事費などを抑えることができます。新規でパーテーション工事をする際には配線類を隠蔽できるのでよりきれいな仕上がりとなります。
障害者雇用率制度
厚生労働省のHPに45.5人以上の事業主に障害者の雇用を積極的に行う義務があるとあります。様々な障害がありますが、私の過去の現場で車椅子の方を積極的に雇用しているIT企業がありました。バリアフリー環境の一つとして検討されてはいかがでしょうか。補助を行う人にも自動開閉は便利だと思います。
動画による説明はこちらをご覧ください。私が実際に動作しているところを説明しています。文章だけでなく動画の方が実際の動作がわかりやすいと思います。
まとめ
末筆になりましたが、撮影にご協力いただきました(株)日本ロックサービス様にお礼申し上げます。最後まで読んでいただきありがとうございます。
セキュリティコーディネーター小松